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香川県

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香川県の中学入試の動向

高い人気を維持する附属高松中学・附属坂出中学
県東部では香川大学教育学部附属高松中学の人気が高く、中学受験といえば「附属」と言われる現状です。県西部の香川大学教育学部附属坂出中学も根強い人気を堅持しています。いずれも高等学校を併設していないため、公立トップ高の受験を前提とした中学受験と言えます。学科試験では学校内容レベルから応用レベルまで総合的に出題され、作文、実技、面接などが実施されます。

附属高松中学 志願者の推移(人)/附属坂出中学 志願者の推移(人)

大学受験を視野に入れた「中高一貫校」
香川県大手前高松中学や香川誠陵中学などの私立中高一貫校では小5・6年生を対象に夏もしくは冬に講習会(テストを含む)を実施するなど特色のある選抜方法が取られています。また県立中学の高松北中学は2006年度入試より従来の面接、作文に加え(適性検査Ⅰ)、教科横断的な適性検査(適性検査Ⅱ)を実施しています。香川県の場合、今後の公立高校の入試改革により、香川県大手前中学をはじめとする県内の私立中高一貫校の中学受験熱が高まっていくことも想像でき、高校入試の状況もふくめ、入試制度の変化には注意が必要です。

選考方法・内容

香川県の公立高校入試の動向

入学定員は増減を繰り返す傾向に
2013年度より、「自己推薦入試」制度を改定

入学定員に関しては、各年度の卒業予定者数により、毎年増減が繰り返される見込みで、特に定員削減による倍率の変化には注意が必要です。2012年度は卒業予定者が増加する関係で、定員も公立高全体で118名の増加となりましたが、主だった普通科高校(高松高校、丸亀高校、高松第一高校、高松桜井高校、高松西高校、坂出高校など)の定員は、昨年と変更ありませんでした。一般入試の競争率は高松高校、高松第一高校は1.20~1.30倍、丸亀高校は1.00~1.10倍で推移するとみられ、全体の競争率は2013年度もほぼ例年並みの1.23倍になると予想されます。
一方、2009年度から全32校でスタートしました自己推薦入試ですが、県教委の発表によると、2009年度から2011年度までの検証結果から、高松高校をはじめ、高松第一高校、丸亀高校などの7校の普通科で2013年度より実施しないという決定が下されました。したがって、今年度の中3生につきましては、主だった進学校の自己推薦入試は実施せず、一般入試のみで合否を判断することとなります。
またここ数年、県教委を中心に、第1学区(東讃)・第2学区(西讃)を越えての受験を可能とする全県1学区制の導入が検討されていましたが、2012年度以降も当分の間、現行の通学区域(2学区制)を維持することと決定し、導入は見送られることとなっています。理由としては、現時点での県民からの確たる理解が得られず、中学生や保護者等の混乱を招く恐れがあるということです。

選抜方法

学力検査(入試)と調査書(学習の記録など)の比重は同等です。
香川県の公立高校では、原則的に「学力検査」と「調査書(学習の記録など)」との比重は同等に扱われ、相関表による判定によって合否が決定されます。
特に、調査書については、中1から評価されるため、学校の成績については将来の高校受験を見据えた上で意識をしておく必要があります。中1・中2から既に受験は始まっているといっても過言ではありません。なお、中1・2と比較して中3の配点が高くなっていること、さらに中3の副教科(音楽・体育・技家庭・美術)の占める割合が非常に高いことも要注意事項です。これらの副教科は中間・期末試験のようなペーパーテストの結果だけではなく、提出物などを忘れずに提出するということも調査書の評価対象となるので注意が必要です。

■学力検査の配点…合計250点/■調査書(学習の記録)の配点…合計220点

志望校合格へのポイント

「学習の診断(診断テスト)」の結果が受験校決定に大きく影響します。
■学習の診断(診断テスト)の実施月・年間の回数「学習の診断(診断テスト)」は、香川県内の中学校で実施される実力テストです。事前に出題範囲が公表されますが、幅広い内容であるため、これまで培った学習理解度や思考力が試されます。志望校の決定においては、重要視され、進路決定のための一つの目安になっています。したがって、この学習の診断(診断テスト)において、志望校の基準をクリアすることが非常に大切になります。

志望校合格に必要な対策とは…

上記のような高校入試の動向から、「志望校合格」に必要なキーワード(対策)が浮かび上がってきます。

全国の大学入試動向

大学全入時代と言われますが、難関大学の志願者は増加傾向で難易度にも変化がありません。
入学定員が入学希望者数を上回る「大学全入時代」をむかえました。確かに少子化による競争率の低下、大学・学部の新設や受験機会が増加するなど、合格しやすくはなっています。しかし、実際には人気のある大学に受験生は集中し、難関大の志願者は逆に増加傾向。難易度にも変化がないのが現状です。人気の学部はますます入りにくくなっています。こうした状況をふまえたしっかりとした受験対策が必要です。

AO・推薦入試

AO入試カレンダーAO入試での入学が急増。推薦入試とあわせると大学進学者の半数に迫る勢いです。
大学入試は国公立大・私立大ともに、「一般入試」「AO入試」「推薦入試」の3つに分かれます。AO入試・推薦入試の割合は年々高まる傾向にあり、4年制大学進学者全体の半数に迫る勢いです。AO入試は、書類審査・小論文・面接などを組み合わせて学習意欲の高い生徒を取る入試制度です。推薦入試と似ていますが、「グループディスカッションなど推薦入試にない選抜方法を採用」「じっくりと人物を評価するため選考に時間をかける」などの点で異なります。2012年度は、私立大で466校、国公立69校がAO入試を実施しました。ただし、一部の難関大学でAO入試を廃止する動きも見られるので、志望校の入試動向には十分注意しましょう。

センター試験

センター試験は、国公立大・私立大の約9割が利用。
国公立大では5教科7科目が標準です。

2012年度のセンター試験の志願者数は約55万5500人。国公私立合わせて674の4年制大学がセンター試験を利用します。今や私立大のセンター利用数は、2012年度入試では513大学にのぼっています。主要な国公立大のほぼすべてにおいて5教科7科目が課せられるようになっており、受験生にとってはかなりの負担になると思われます。幅広い科目での基礎学力の強化がますます重要になっています。なお、2012年度入試より、社会科において「倫理」と「政治・経済」を統合した「倫理、政治・経済」が新たに加わっており、「倫理」や「政治・経済」を対象から外す大学もあるので注意が必要になっています。

国公立二次/私大入試

大学ごとに配点パターンが異なる国公立二次試験。小論文・面接を課す大学が増加傾向です。
私大入試は複雑で多様化。志望する大学・学部の入試方式に合わせた対策が不可欠となります。

国公立大の二次試験は「センター試験重視型」「二次試験重視型」「平等配点型」と志望大学によって配点パターンが異なるので、注意が必要です。二次試験で小論文や面接を課す大学も増えています。私立大の入試の基本は3教科型の受験ですが、センター試験利用のほか、複線入試・得意科目重視型・試験日自由選択制・地方試験・ユニーク試験などがあり、同じ大学の同じ学部で複数回の受験も可能です。このように多様化する入試方式の情報をつかみ、志望する大学・学部ごとの対策が必須となります。

香川県の大学入試動向

香川大学

国立香川大学でもセンター試験は5教科7科目が基本です。
香川大学は、6学部、8研究科(2専門職大学院を含む)を擁した総合大学として、
「知」が価値を持つ時代…21世紀にふさわしい大学として様々な取り組みを
そして、個性と競争力を高めるために「地域に根ざした学生中心の大学」をめざしています。

香川大学には、教育学部・法学部・経済学部・医学部・工学部・農学部があり、全国の動向と同じようにセンター試験は5教科7科目が基本です。医学部(医学科)では、二次試験の配点が他学と比べ高く、数・理・外国語・面接の計700点が課せられます。医学部以外の学部では、センター試験の占める割合が高く、国・数・外国語を中心にバランスのとれた学習が必要になります。また、小論文や面接では、学部ごとに必要な論理的思考力、分析力、表現力が評価されるので、早めの対策が必要です。なお、推薦入試ではほとんどの学部・学科において全体の評定平均値が4.0以上の現役生が条件であるため、高校での普段の学習に重点をおくことが大切です。

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