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青森県

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中学入試の動向

青森県においても、将来の大学進学も考え、私立中学校へ進学させようという保護者の方が増えています。今までは国立の弘前大学附属中学校の人気が高かったのですが、地元の青森山田中学校や弘前学院聖愛中学校、八戸聖ウルスラ学院中学校も公立中学校より難度の高い学習をすることで生徒の学力が伸び、人気が高まってきています。 
さらに、青森県教育委員会は、公立学校としては県内初の併設型中高一貫教育を、大学進学をはじめ、文化、スポーツにも優れた実績を残している県立三本木高等学校で実施することとし、同校の校舎内に県立中学校を新設したことで、さらに中学受験への関心が高まっています。
併設型中高一貫教育は、高等学校入学者選抜を行わずに、同一の設置者による中学校と高等学校を接続し、6年間を見通した計画的かつ継続的な一貫した教育指導を行うことにより、生徒の資質・能力を最大限に伸長し、進路希望の達成を目指すものです。さらに、高等学校段階で、併設の中学校からの入学に加え、他の中学校からも入学することから、新たな人間関係が生まれ、お互いに切磋琢磨することにより、望ましい人格形成が期待されています。
少子化の時代に新規に学校ができていくことに疑問を感じる方もいらっしゃると思います。しかし、一般の公立中学に比べ特色のあるカリキュラムや授業を取り入れていることが多く、「一様の教育」ではなく「独自の教育」が存在し、進学意識の高い生徒が集まることで教育水準の向上も期待されています。

県内中学入試概要

<弘前大学附属中学> ※2012年度入試要項に基づく
Ⅰ. 募集人員は200名で、男女ほぼ半数ずつ(附属小学からの連絡入学予定者約120名を含む。)
Ⅱ. 選抜方法は国語・社会・算数・理科の基礎的・基本的な学力についての検査と面接を行います。選考は、学力検査の得点及び面接、調査書によって総合的に判断して行います。
Ⅲ. 選考の日時は2011年12月23日(金)午前9時〜午後2時30分頃まで。
なお、合格者の発表は2011年12月26日(月)午前10時。

<三本木高等学校附属中学> ※2012年度入試要項に基づく
Ⅰ. 募集人員は男女合わせて80名で、適性検査Ⅰと適性検査Ⅱ、そして面接で選抜されます。適性検査は、志願者の思考力、判断力、表現力、問題解決能力などをみるための筆記による検査とし、検査Ⅰ及び検査Ⅱ(各45分)で構成されます。面接は志願者の目的意識や学習に対する意欲をみることとし、一人あたり5分程度の個人面接とします。
Ⅱ. 選考の日時は2011年12月3日(土)、4日(日)で、初日に適性検査、2日目に個人面接が行われます。なお、合格発表は2011年12月26日(月)となります。
Ⅲ. 2010年度入学者選抜の結果は、受検者180人に対して80人が合格しました。

公立高校入試の動向

2010年度入試の後期選抜で初めて学力検査実施。募集停止、移転等で競争倍率に変化あり。
青森県の公立高校入試は2006年度に前期後期日程入試が導入されて以降、全体的に競争倍率が上昇する傾向が続いています。後期日程に10%~15%程度の定員枠を残して前期選抜が行なわれるため、全ての受験生がこの85%~90%の定員枠に集中する状態にあります。日頃からの継続的な学習の蓄積により内申点を確保するとともに、各教科の記述問題といった入試傾向を踏まえた対策を早い時期から意識し、高い競争倍率を突破できる強固な学力を培っていくことが何よりも大切になっています。そして高校の募集停止や学校の校舎移転などもあり、今後は居住地に合わせた地域的な志望校選択も予想されます。また前期選抜では各高校において一般選抜枠と特色化選抜枠の優先順位が異なったり、後期選抜の試験内容や学力検査の傾斜配点も違いがありますので、青森県教育委員会から発信される情報をしっかり確認していくことが必要です。。
 入試問題の傾向としては、記述問題や資料の読み取りに関する問題が増加傾向にあり、単なる暗記問題の確認ではなく、常にその背景や理由について問われることが多くなっています。基礎知識や用語を理解するだけにとどまらずに日頃から、用語の背景や他の出来事との関連性をしっかり整理し、文章として表現できるレベルまで引き上げておくことが重要となっています。2011年度入試では、多くの教科の平均点が上がっていますので、今後、移行措置内容の応用問題が増え問題が難化するこで、平均点のダウンが予想されます。

入試情報

少子化による公立高校募集人員再編の影響が必至。東青地区、三八地区は募集停止あり。。
東青地区、中弘南黒地区、三八地区の競争倍率の突出が目立ち、青森県内の主要3都市(青森、八戸、弘前)における公立高校入試選抜は、全国的に見ても厳しい状態にあると言えます。2011年度入試では、青森地区では、青森戸山高校の募集停止により青森東高校の倍率が高くなったほかに、地元の高校に進学する傾向も出、各地区の倍率が上がっています。また、学校再編の流れから定員削減の動きも続いています。2011年度入試では、青森戸山高校、八戸南高校の募集停止(それぞれ青森南高校に40名、八戸北高校に40名を配分)があり、第一志望突破の厳しさが増していきます。さらに青森工業高校の校舎移転もあり、これまでの地域性のバランスが変化していくことも考えられます。なお、2012年度入試では、前期選抜が2012年3月5日(月)、後期選抜が2012年3月14日(水)となっています。

志望校合格に必要な対策とは…

トップ高校志望者はもちろんのこと青森市内、弘前市内、八戸市内の公立高校志望者については、
早めの学力構築をめざし、前期日程試験の高倍率に負けない得点力を築く必要があります。

全国の大学入試動向

大学全入時代と言われますが、難関大学の志願者は増加傾向で難易度にも変化がありません。
入学定員が入学希望者数を上回る「大学全入時代」をむかえました。確かに少子化による競争率の低下、大学・学部の新設や受験機会が増加するなど、合格しやすくはなっています。しかし、実際には人気のある大学に受験生は集中し、難関大の志願者は逆に増加傾向。難易度にも変化がないのが現状です。人気の学部はますます入りにくくなっています。こうした状況をふまえたしっかりとした受験対策が必要です。

AO・推薦入試

AO入試カレンダーAO入試での入学が急増。推薦入試とあわせると大学進学者の半数に迫る勢いです。
大学入試は国公立大・私立大ともに、「一般入試」「AO入試」「推薦入試」の3つに分かれます。AO入試・推薦入試の割合は年々高まる傾向にあり、4年制大学進学者全体の半数に迫る勢いです。AO入試は、書類審査・小論文・面接などを組み合わせて学習意欲の高い生徒を取る入試制度です。推薦入試と似ていますが、「グループディスカッションなど推薦入試にない選抜方法を採用」「じっくりと人物を評価するため選考に時間をかける」などの点で異なります。2012年度は、私立大で466校、国公立69校がAO入試を実施しました。ただし、一部の難関大学でAO入試を廃止する動きも見られるので、志望校の入試動向には十分注意しましょう。

センター試験

センター試験は、国公立大・私立大の約9割が利用。
国公立大では5教科7科目が標準です。

2012年度のセンター試験の志願者数は約55万5500人。国公私立合わせて674の4年制大学がセンター試験を利用します。今や私立大のセンター利用数は、2012年度入試では513大学にのぼっています。主要な国公立大のほぼすべてにおいて5教科7科目が課せられるようになっており、受験生にとってはかなりの負担になると思われます。幅広い科目での基礎学力の強化がますます重要になっています。なお、2012年度入試より、社会科において「倫理」と「政治・経済」を統合した「倫理、政治・経済」が新たに加わっており、「倫理」や「政治・経済」を対象から外す大学もあるので注意が必要になっています。

国公立二次/私大入試

大学ごとに配点パターンが異なる国公立二次試験。小論文・面接を課す大学が増加傾向です。
私大入試は複雑で多様化。志望する大学・学部の入試方式に合わせた対策が不可欠となります。

国公立大の二次試験は「センター試験重視型」「二次試験重視型」「平等配点型」と志望大学によって配点パターンが異なるので、注意が必要です。二次試験で小論文や面接を課す大学も増えています。私立大の入試の基本は3教科型の受験ですが、センター試験利用のほか、複線入試・得意科目重視型・試験日自由選択制・地方試験・ユニーク試験などがあり、同じ大学の同じ学部で複数回の受験も可能です。このように多様化する入試方式の情報をつかみ、志望する大学・学部ごとの対策が必須となります。

青森県の大学入試動向

弘前大学

国立弘前大学でもセンター試験は5教科7科目が基本です。
二次試験は、特定教科に特化した知識が重視されます。

国立弘前大学には理工学部、医学部、農学生命科学部、人文学部、教育学部があり、全国の動向と同じようにセンター試験は5教科7科目が基本です。二次試験においては(特に前期日程入試は)1教科〜3教科に絞られた入試が実施されています。例えば理工学部電子情報工学科(2012年度入試)ではセンター試験5教科7科目900点満点、二次試験2教科(数学・物理)800点満点といった試験が課されます。特定の教科に特化した知識を問う傾向は他学部にも共通しており、日頃からこれらの特定教科を強化しておく必要があると言えます。教育学部(英語専修)についても特定教科に絞られた二次試験を実施していますが、配点比率がセンター試験900点満点、二次試験400点満点のようにセンター試験結果を重視する傾向にあります。教育学部志望者については二次試験での大きな逆転は困難になりますので、センター試験で高得点をマークし、一気に合格を勝ち取るといった姿勢が大切になります。そのためにも高校1年内容からの積み上げこそが合格への近道と言えそうです。

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